ペーパーバック紹介 Part.2。英語で読むホームズ『まだらの紐』 | Sirius@web  

2016年4月21日木曜日

ペーパーバック紹介 Part.2。英語で読むホームズ『まだらの紐』

Sherlock holmes 931897 640

先日の記事「ペーパーバック紹介 Part.1」に続き、ペーパーバックのシャーロック・ホームズを紹介します。

英語多読用にペーパーバックのシャーロック・ホームズをお勧めする理由はPart.1をご参照ください。



作品紹介

今回は短編集『Sherlock Holmes Short Stories』の収録作品『The Speckled Band』を紹介します。

短編集『Sherlock Holmes Short Stories』は、オックスフォード・ブックワームズ・ライブラリーStage 2の作品です。Stage 2では、使用される語彙が700語に制限されているため英語初級者にも読みやすくなっています。前回紹介した『Sherlock Holmes and Duke's Son』は語彙が400語のStage 1でしたが、難易度はどちらもそれほど変わらないように感じました。

0194229858Sherlock Holmes Short Stories (Oxford Bookworms Library 2)
Arthur Conan, Sir Doyle Clare West
Oxford Univ Pr (Sd) 2000-08-17

by G-Tools

『The Speckled Band』

短編集『Sherlock Holmes Short Stories』に収録されている短編の 1 つ『The Speckled Band』を紹介します。

あらすじと感想

ベーカー街のホームズとワトソンの元に、朝早く若い女性が依頼人としてやってきます。彼女は疲れ切った様子で、髪は白髪が多くグレーになっています。翻訳本ではここでホームズが依頼者の身なりを見て推理を披露するのですが、ペーパーバック版では省略されています。

依頼人の名前はヘレン・ストーナー、義理の父と一緒に生活しています。以前は姉のジュリアも一緒だったのですが、ジュリアは二年前に不審死してしまいました。ジュリアは死の直前に、ヘレンに「まだらの紐」という言葉を残しました。また、亡くなる数日前から、どこからともなく笛の音と金属が落ちる音が聞こえると話していたようです。ヘレンの死因、そして「まだらの紐」とは一体何なのでしょうか。

本作品はいわゆるダイイングメッセージが登場する作品です。実は僕はまだらの紐のネタバレを知っていたのですが、それでも楽しく読むことができました。何も知らずに読めば「そういうことか」と思ったでしょうね。

翻訳本

『The Speckled Band』の日本語翻訳版は『まだらの紐』。『シャーロック・ホームズの冒険』に収録されています。原文が難しく感じる場合は翻訳本と合わせて読むことをお勧めします。本書は第1短編集ですので、最初の短編12編が収録されています。

4334761631シャーロック・ホームズの冒険―新訳シャーロック・ホームズ全集 (光文社文庫)
アーサー・コナン・ドイル 日暮 雅通
光文社 2006-01

Amazonレビュー:☆4.6


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