800点を突破するまでTOEIC用単語集は必要なかった話 | Sirius@web  

2016年3月19日土曜日

800点を突破するまでTOEIC用単語集は必要なかった話

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英語を身に付ける上で単語を覚えることはとても重要です。単語が分からないと始まりません。しかし単語の暗記ばかりに時間をかけて、他のことがおろそかになってしまっても良くありません。できればリーディングやリスニングの勉強をしながら同時に単語も身に付けることができれば効率的です。

僕はTOEIC300点台から英語学習を始め、800点を突破するまでにTOEIC用の単語集を使ったことがありませんでした。昔から単語の暗記が苦手で、単語集とにらめっこするのが時間の無駄に感じたことさえありました。しかし、800点を突破するまでならちょっとした工夫で必要最小限の単語を覚えることが可能でした。今回は、僕が800点を突破するまで実際にやっていた単語の覚え方を紹介します。

※本記事はTOEIC用単語集を否定するものではありません。個人的な経験談です。



リスニング学習をしながら

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ダイアローグ(会話)形式の教材を使い、音読やシャドーイングを何度も繰り返します。知らない単語があれば意味を確認して、頭の中で意味を思い浮かべながら何度も音読します。そうすることで、リスニング力を鍛えながら同時に単語も記憶に残ります。

TOEICのリスニングパートには会話問題もあります。普通の単語集は単語と例文という構成のものが多いのですが、会話形式の教材を使うことで単語を覚えながら会話文に慣れることができます。また、TOEIC対策だけでなく英会話学習にも役立つので効率的です。


  • 究極の英語リスニング Vol.1
    • 初級レベルの単語を使用した会話形式の教材です。スピードもゆっくりなので、初級者はここから始めると良いでしょう。
  • 英単語・熟語ダイアローグ Basic1200
    • 基本的な単語と熟語を使用した会話形式の教材です。Duo 3.0よりも難易度は低め、スピードはゆっくりと早めの二段階です。リスニング教材としても単語教材としても秀逸です。
  • DUO 3.0
    • 幅広い単語と熟語を使用した会話形式の教材です。ダイアローグ1200の次に使用するとちょうど良い難易度です。※CDは別売りです。
  • 英単語・熟語ダイアローグ 1800
    • 難易度が高めの会話形式の教材です。この教材のシャドーイングができるようになれば、かなりの単語力とリスニング力が身に付いていると言えます。

ピッツバーグ大学で言語学を専門とする白井恭弘教授は、著書「英語はもっと科学的に学習しよう 」で次のように述べています。

単文を覚えるよりは、「対話形式のもの」を覚えるとよいでしょう。単文で覚えてしまうと、まとまった会話をつくっていく能力や、相手と対話する能力にはあまり貢献しないからです。専門的に言えば、談話能力(discourse competence)が身につかないということです。

リーディング学習をしながら

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リーディングの勉強中や問題集で出会った知らない単語は、必ずしも単語集に掲載されているとは限りません。そこで、メモやノートにそれらの単語を書き留めておいて、後述する方法でカード化します。

  • 単語のカードを作る
    • リーディングの勉強中に出会った知らない単語のカードを作ります。
  • 100円カード暗記法で毎晩30分覚える
    • カード化した単語を毎晩寝る前に30分暗記します。これは、単語集の単語を片っ端から覚えるのではなく、実際に出会った単語だけ覚えるという学習法です。そのため自分が使用している教材や問題集から知らない単語をなくすことが目標となります。知らない単語が減るほど教材や問題集の復習もしやすくなるので、リーディング学習が加速します。

100円カード暗記法


100円ショップの名刺サイズカード

100円ショップで名刺サイズの無地のカードが200枚セットで販売されています。カード1枚に単語(または熟語)と例文を書き、裏面にその意味を書きます。余裕があればイラストを描いても良いです。簡単に仕分けやシャッフルもしたいので、リングなどは使用しません。


Card1
片面に単語と例文。必要に応じて発音記号も書く

Card2
裏面に意味を書く


  1. 作ったカードを20枚ほど手に取り、一番上のカードの単語を見て意味が分かれば例文を音読して机に置きます。
  2. 単語を見て意味が分からない場合は、すぐに答えを見るのではなく例文を読んで思い出します。こうすることで文脈と関連づけて記憶に残ります。ここで単語の意味を思い出しても思い出さなくても、裏面を確認してカードの束の一番下に戻します。

これをすべてのカードがなくなるまで(机に移動するまで)繰り返します。カードがなくなったら、さらに他のカードで束を作って暗記します。

人間の記憶は睡眠中に脳内で整理されるため、夜寝る前に暗記をすると効果的です。翌日は前日の復習から始めます。かなり忘れていると思いますが、誰でも忘れるのが当たり前なので気にせずに覚え直してください。

普通の単語集を使うと、覚えている単語も覚えていない単語も同じように復習しがちですが、カードを使う方法なら覚えていない単語ほど繰り返し回数が増えるので効果的です。

今ではいろいろな単語カードアプリもありますが、カードをいくつかの山に仕分けしたり、イラストをさっと書いたりできるなど、紙のカードならではのメリットもあると思います。その辺は好みの問題もありますのでアプリを使ってもかまいません。

並行学習でも単語は覚えられる

今回はリスニングやリーディングをしながら出会った単語を覚えていく学習法を紹介しました。TOEIC900点やさらに高度な試験を目標にすると専用の単語集を集中的に覚える期間も必要ですが、TOEIC800点までなら並行学習で必要な単語力が身に付きます。TOEIC学習をしている方の多くは、限られた期間に目標スコアを取らなければならない状況にあると思います。そのため、できるだけリスニングやリーディングと並行して単語を覚えていくことが効率的な時間短縮になるでしょう。


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