ゼロ秒思考 - 頭が良くなるロジカルシンキングの鍛え方 | Sirius@web  

2016年1月27日水曜日

ゼロ秒思考 - 頭が良くなるロジカルシンキングの鍛え方

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いろいろと考えているつもりなのに、考えがまとまらないことがよくあります。そういうときは、頭の中で同じことがグルグルと回って前に進むことができません。頭をすっきりと整理し、ものごとを論理的に考えるためにはどうしたら良いのでしょうか?

書籍「ゼロ秒思考」では、論理的思考力、つまりロジカルシンキングを鍛えるための具体的な方法が説明されています。しかも、毎日トレーニングを続けることで頭の回転が速くなるといいます。今回は「ゼロ秒思考」のロジカルシンキングを紹介します。



ゼロ秒思考って何だろう

「ゼロ秒思考」では、思いついたことを箇条書きでどんどん紙に書いていく「メモ書き」という方法が推奨されています。さらに、このメモ書きを毎日トレーニングすることで、徐々に思考が速くなってくるといいます。実は僕自身も思いついたことを何でも箇条書きにするという方法を以前から実践していたので、マッキンゼーで14年活躍した赤羽氏が同じような方法を推奨していると知り少し驚きました。「私の方法、マッキンゼー式……?」
しかし、僕は頭が良いわけでも素早い思考力があるわけでもありません。僕の方法と「ゼロ秒思考」は一体何が違うのでしょうか?

メモ書きとは

ルール

「ゼロ秒思考」で推奨しているメモ書きとは、簡単なルールに基づいて頭の中で考えていることを紙に書き出していくものです。ルールは簡単ですができる限り守らなければなりません。

  • A4用紙を横置きで使用する
  • 左上にタイトルを書き下線を引く
  • 右上に日付を書く
  • 思いついたことを1分間で4〜6行書く
  • 思いついたことは、とにかくなんでも書く
  • 図やイラストを描いても良い
  • 1日10枚、10分でメモを書く

詳細は「ゼロ秒思考」をご参照ください。これらのルールは赤羽氏が長年かけて到達した最良の方法なので、自分なりにアレンジすることは望ましくありません。

書いた4〜6行の構造・順番はまったく気にしない。起承転結とか、帰納法・演繹法とか考えると頭の回転が急に遅くなってしまう。
不思議なことに、こうやってただ書きなぐっているだけで、自然に起承転結になったり、わかりやすい順序に書けるようになる。多分40〜50ページ(4、5日)も書けばそうなる。なんの苦労も努力もせずに、たくさん書いているだけで自然にできるようになる、というところがミソである。

メモを並べるだけでロジックツリーができる

あるタイトルで思いついたことを箇条書きでメモに書いて、さらに箇条書きの各項目をタイトルにして新しいメモを書きます。それらのメモを机の上に並べるだけで、ロジックツリーを作ることができます。

ロジックツリー
結果-原因(why)、目的-手段(how)、全体-部分(what)といった推論を繰り返して論理展開を行う場合、その概念・事象間の論理的なつながりをツリー状に図示することで、相互関係が明確に把握できるようになる。ロジックツリーとは、そのための思考ツールである。

方法が具体的

僕は自己啓発本をときどき読みますが、読了後は頭が良くなった気がするだけで特に何も行動に移さないことがほとんどです。本の内容を理解し賛同はするものの、何をしたら良いのかが分からないのですね。しかし「ゼロ秒思考」では具体的な方法に重点を置いています。そしてメモ書きのルールが簡単なので、実際にやってみたいという気持ちにさせてくれます。その点がこの本の魅力だと感じました。

メモ書きの効果

頭が整理される

頭が良い人でも、すべての考えを記憶に留めておくことはできません。もやもやした思いや懸案事項をすべて紙に書き出すことで頭を整理して、そこからさらに新しい発見にもつながります。

自信が出てポジティブになる

頭がすっきりすることで心配事や懸案事項が整理されて、本当に大事なことだけが見えてきます。課題を先送りすることが減り早めに解決できます。その結果自信が沸き、ストレスも少なくなります。

腹が立たなくなる

腹が立ったときも全部メモに書き出します。相手の名前もメモに書き、思ったことをすべて書いていきます。そうすると腹を立てた原因を客観視することができ、不思議と気持ちが落ち着いてきます。

「メモ書き」は、こわばった頭をほぐす格好の柔軟体操であり、頭を鍛える手軽な練習方法だ。頭に浮かぶ疑問、アイデアを即座に書き留めることで、頭がどんどん動くようになり、気持ちも整理されるようになる。自意識にとらわれ悩むことがなくなっていく。「メモ書き」により、誰でも、この境地にかなり早く到達できる。自分でも驚くほど頭の回転が速くなる。

実際にやってみた

もう1分!?

きちんと時間を測りながらメモ書きに挑戦してみました。深く考えず、思いついたことを箇条書きでアウトプット。3行ほど書いたところで1分が経過していました。「もう1分!?」と呟いてしまいます。箇条書きのアイデア出しには慣れていたので結構書けるだろうと思っていたのですが、1分以内という制限があると意外と書けないものです。普段はこんなにシビアに時間を計測していませんでしたからね。

これでいいの?

1分以内に書き出した内容はとても浅いように感じました。しかし赤羽氏は深く考えずにどんどん書き出すことを勧めているので恐らくこれで良いのでしょう。僕はこれまで、思いついたことをじっくり考えながらメモに書くという方法をとっていました。しかし「ゼロ秒思考」では、時間をかければ考えが深まるとは限らないという前提で、短時間にたくさんアウトプットすることを重視しています。僕がこれまで実践していた方法とは似て非なるものだったようです。

メモが増えると楽しい

その後いろいろなテーマでメモ書きを続けてみました。相変わらず1分は短く、書き出す内容は浅い気がしますが、書き出したメモの枚数はどんどん増えていき、ちょっとした満足感が得られます。1つ1つの内容が浅くても、たくさん積み重なると「いろいろアイデアを出したなー」と良い気分になります。

数日が経過

メモ書きを実践して数日が経過しました。すでに数十枚の束になっています。メモを読み返してみると、そういえばこんなアイデアもあったなと思い出すものもあります。メモ書きをしていなければ無かったことになっていたはずです。何でも書いておくべきですね。
今後もメモ書きトレーニングを継続して、頭をすっきり整理していきたいと思います。


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赤羽 雄二
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